「制度」は人間が作ったソフトウェアです。国全体に「インストール」され共有されるもの、特定地域内で共有されるもの、民間企業のユーザー内で共有されるものなど、共有される範囲に違いがある様々な制度が存在する。

国や自治体レベルで制度を作る場合、法(憲法や法律や条例など)が作られます。民間企業の制度は多くが規約の形でその内容が記されている(公益性のある企業については法律に基づいて制度が作られているものもある。例えば、NHKにおける放送法のように)。

明文化されていない慣習や道徳なども人々の行動に強く影響を与える場合、制度のように機能する場合があります。

社会の中に存在する問題群の中には、制度を作るまでもなく、個人やグループレベルの自主的な活動によって解決できるものも案外多くありますが、制度がなければ解決や改善が難しいものもあります。

制度が作られたら問題が必ず解決・改善されるとは限りません。パソコンに欠陥やバグのあるソフトウェアをインストールしたら様々な障害が起こるように、制度の中には社会に混乱を引き起こしたり厄介な副作用を生みだすようなものもあり、中には人々の生活に深刻なダメージを与えるものもある。

だから制度は慎重に「開発」されなくてはなりません。開発の作業に直接あたる人々は普通限られていますが、限られた頭で考えるのではなく、できれば広く社会全体から知恵を集め、それらを参考にしながら開発する方が質の高い良い制度ができるでしょう。

従来は、そのようなことは技術的に難しかったのだけど、今はインターネットがある。パソコンやスマホ、タブレット端末が広く社会全体に浸透している状況がある。個人が自由に発信しコミュニケートするためのソーシャルメディアも全体に普及している。

目安箱は制度の内容が「御触書(おふれがき)」という形で民に知らされていた頃からありますが、デジタル時代の目安箱は従来、持ち得なかった新しい機能を持ち、かつては不可能だったことを可能にするでしょう。

新しい時代のこの「目安箱」はtwitterと組み合わせて使うことで機能します。世の中に存在する問題をカテゴリー別に列挙し、それぞれについて人々からハッシュタグ付きで「知恵」を集め、人々がそれを閲覧し、その結果、問題の存在と知恵が広く社会でシェアされるように機能をデザインしました。

カテゴリーは今後、順次、増やしていきますが、まずは今、世界が直面しているコロナの問題から知恵を集め、シェアしたいと思います。

どのようなカテゴリを設けたらよいかについての提案を集めるカテゴリーも設けてありますので、どしどしご意見をお寄せください。

(最終更新2021年1月21日10時15分)

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